DeNAが初の交流戦優勝 混戦制し史上初のTQB決着…楽天が大量13失点敗戦で決定

DeNA・三浦大輔監督【写真:中戸川知世】
DeNA・三浦大輔監督【写真:中戸川知世】

楽天は残り2試合で連勝&30得点差が必要も…悪夢の大量失点

■ヤクルト 13ー0 楽天(20日・神宮)

 楽天は20日、神宮球場で行われたヤクルト戦に0-13で敗れた。これにより、DeNAの交流戦初優勝が決まった。DeNAは、19日に交流戦全日程を消化。11勝7敗でソフトバンク、オリックス、巨人と並んでいたものの、TQB(得失点率差)で大きくリード。2試合を残して9勝7敗の楽天の結果を待つ状況だった。TQBでの決着は史上初となった。

 楽天は初回、藤平がサンタナに3ラン、内山に2ランを浴びて5失点。2回にも1死三塁からパスボールで1点を失った。3回から2番手で西口が登板も、先頭のサンタナ、内山に安打を浴び、続く長岡の打球が右手首に直撃。そのまま負傷降板となった。後を受けた3番手・津留崎が青木に2点適時打を浴びて0-9とされた。

 4回は3者凡退に抑えたものの、5回には4番手・伊藤茉が無死一、三塁から代打・宮本に適時打を浴びて10点目を失った。その後、内野安打や犠飛などで3点を失い、13点差を付けられた。楽天が優勝するには2試合を連勝し、30点差以上が必要だった。

 交流戦優勝となったDeNAは、牧が同期間で打率.380をマーク。宮崎も.345、4本15打点で打線をけん引した。投げてはバウアーが中4日で先発するなど3勝を挙げた。交流戦前に6ゲーム差だった首位・阪神とは2.5ゲーム差となり、23日からは本拠地での首位攻防戦に臨む。

(Full-Count編集部)

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