グンと曲がる168キロは「打つのは不可能」 衝撃軌道の“超速シンカー”は「怪物」

ナショナルズ戦に登板したカージナルスのジョーダン・ヒックス【写真:ロイター】
ナショナルズ戦に登板したカージナルスのジョーダン・ヒックス【写真:ロイター】

カージナルスのヒックスが168キロのシンカーで翻弄

■カージナルス 8-6 ナショナルズ(日本時間20日・ワシントンDC)

 カージナルスのジョーダン・ヒックス投手の“超速シンカー”にファンは衝撃を受けている。19日(日本時間20日)に敵地で行われたナショナルズ戦の9回に登板。2点リードの場面で剛球を披露し「怪物のよう」「完全無欠の狂気」など、ファンを驚愕させる投球を見せつけた。

“速すぎるシンカー”に打者もついて行けなかった。9回2死からトーマスに“超速シンカー”を続けた。3球目に103.2マイル(約166.1キロ)でストライクを奪うと、4球目は104.3マイル(約167.9キロ)でファウルに。そして5球目、低めに103.7マイル(約166.9キロ)のシンカーを決め、空振り三振を奪った。

 この様子をピッチングニンジャの愛称で知られる投球分析家ロブ・フリードマン氏が自身のツイッターで映像を公開。「104マイルのシンカーを打つのは物理的に不可能」「完全に不公平」「どうやって人間が104マイルのシンカーを打てるっていうんだ」など、ヒックスの投球に“脱帽”するファンが多く見られた。

【実際の映像】168キロが曲がる衝撃… ヒックスの“超速シンカー”に軌道は「怪物のよう」

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY