菊池雄星「自分の戦う形見えてきた」 カーブに手応え「意図したもの出せた」

マーリンズ戦に先発したブルージェイズ・菊池雄星【写真:ロイター】
マーリンズ戦に先発したブルージェイズ・菊池雄星【写真:ロイター】

6回2安打無失点6K快投、4戦白星なしも連敗ストップに貢献

■ブルージェイズ 2ー0 マーリンズ(日本時間21日・マイアミ)

 ブルージェイズの菊池雄星投手が20日(日本時間21日)、敵地で行われたマーリンズ戦で6回87球を投げ2安打無失点6奪三振無四死球と好投した。同点のままマウンドを降りメジャー自己最多に並ぶ7勝目はお預けとなったが、チームの連敗ストップに貢献。「良かったと思います。結果ゼロというのもそうですし、チームとしてもどうしても勝ちたい試合だったので、勝利に貢献できたという意味でもすごくうれしいです」とうなずいた。

 1番のアラエスを除き8人の右打者が並んだ打線相手に、カーブとスライダーを有効に織り交ぜ的を絞らせなかった。「カーブをとにかく多く、初球だったりカウントを整えるのに使って、スライダーはなるべくゾーンに投げないというのに最近変えて、今日はカーブは真ん中中心、スライダーは膝元にというのがうまく、ハッキリと意図したものが出せたかなと思うので良かったと思います」と手応えを口にした。

 6月はこれで登板全4試合で勝ち星がないが、月間防御率2.61と安定感を見せている。「メッツ戦(4日=同5日)からカーブを使い始めて投球の幅が広がって、最近は勝ち星というのはあまりついていないですけど、これから長いシーズンを戦う上で自分の戦う形みたいなのは見えてきたので、次につながるピッチングができたと思います」と自信をのぞかせた。

(Full-Count編集部)

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