エンゼルスGM「いつでも補強したい」　大谷翔平のトレードは一蹴「順位を見れば明らか」

ミナシアンGM、好調チームで「彼は勝つことを楽しんでいる」

　エンゼルスのペリー・ミナシアンGMが20日（日本時間21日）、今オフにフリーエージェントとなる大谷翔平投手のトレードの可能性について「彼のプレーと順位表を見れば（明らかだ）。前も言ったしもう一回言うけれど、私たちは彼のことを気に入っている。私たちの状況は（順位を見れば）一目瞭然だ」と可能性が極めて低いことを強調した。

　大谷は投手として14試合で6勝2敗、防御率3.29、野手として72試合で打率.300、24本塁打、58打点、OPS1.015とチームを牽引。ここまで41勝33敗で、ア・リーグ西地区2位につけている。

　去就が注目されている二刀流について、ミナシアンGMは「ほかの選手と同じように、彼は勝つことを楽しんでいる。この数週間、好調のチームに彼は大きく貢献した。何事にも動じない男だ。だから特別なんだ。（彼の表情から）好不調を見分けることはできない。毎日同じ感じで準備を怠らない。準備の鬼だ。身体能力もそうだけど、メンタル面が他の選手と大きく引き離す要因だ」と改めて絶賛した。

　また今季のトレード期限を前に、何をもとに準備するか聞かれると「私たち次第だ。どうすれば完璧なチームになれるか。どうすれば試合に勝てるか。チームには好不調がある。時には守って、小技をしなければいけないときがある。状況が一変する可能性があるから、修正できることが大事だ」と語り「まだ（トレード期限まで）長い道のりだ。結果を残し続けなければいけない。ローテーションやブルペンはいつでも補強したいし、攻撃陣や守備陣も強化したい。全てだ」と思い描いた。

（Full-Count編集部）