打って、投げて…だけじゃない “アスリート”大谷翔平を元ロッテ監督絶賛「全ての打球を…」

ドジャース戦で好守を披露したエンゼルス・大谷翔平【写真:ロイター】
ドジャース戦で好守を披露したエンゼルス・大谷翔平【写真:ロイター】

ボビー・バレンタイン氏が大谷翔平の守備に注目

■ドジャース 2ー0 エンゼルス(日本時間22日・アナハイム)

 二刀流で活躍するエンゼルス・大谷翔平投手は、投打以外のプレーでも称賛されている。1日(日本時間22日)、本拠地でのドジャース戦に先発し、7回5安打1失点の好投。負け投手となったものの、地元放送局は試合中の守備に注目。解説の元ロッテ指揮官も「ゴールドグラブ受賞者のような動きです」と語る。

 今季15試合目の先発マウンドに上がった大谷は、ドジャースから12奪三振を奪う快投を披露。地元放送局「バリースポーツ・ウエスト」に出演したボビー・バレンタイン氏は「全ての球種が高いレベルにありました。変化球のキレ、速球のノビが素晴らしかったです。今日のショウヘイは、ピッチャーが羨む全ての能力を持っていました」と投球を振り返った。

 4回には守備でも軽快なプレーを見せた。1死からペラルタの一塁側への投ゴロに飛びつくと、グラブに収めてアウトを奪った。バレンタイン氏は、「センターへ抜けることを防ぎました。守備に入る体勢が完璧なので、全ての打球を捕球することができます」と投球後の体勢に注目。「彼はワールドクラスのアスリートです。ゴールドグラバーのような動きです。彼が特別な選手なことは、疑う余地がないですね」と絶賛した。

 実況を務めるパトリック・オニール氏も「(大谷が)ゴールドグラブ賞を獲ることについても考えないといけないかもしれません。全員が(大谷に守備力があって)当然だと考えている可能性があります」と、目立ちはしないものの、無難なフィールディングを見せる大谷の守備力に注目していた。

(Full-Count編集部)

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