吉田正尚の落選に「嫌気がさす」 打率トップ10入りの躍動も…ファンから嘆き続出

レッドソックス・吉田正尚【写真:ロイター】
レッドソックス・吉田正尚【写真:ロイター】

吉田正尚はファンによる第1次投票で外野手部門8位にとどまる

 メジャーリーグ機構(MLB)は22日(日本時間23日)、オールスター戦(7月11日、シアトル)の先発野手を対象とした、ファンによる1次投票の結果を発表した。レッドソックスの吉田正尚外野手は、同日時点でリーグ4位の打率.304と好調をキープ。リーグ全体でも8位、新人ではトップの打率と好成績ながらも選出されず。地元ファンからは、「恥ずべきことだ」「オールスターをボイコットすべき」などと嘆きや怒りの声が聞こえている。

 ファンによる1次投票では各ポジション上位2人、外野手は上位6人に入ることが必要だが、吉田は77万1214票を獲得したもののア・リーグ外野手部門8位にとどまった。他のポジションでもラファエル・デバース内野手が三塁手部門で4位に入ったのが最高と、レッドソックスからの選出はなかった。

 地元メディア「マスライブ・コム」のクリス・コティーロ記者が、ツイッターで「来月シアトルで開催されるオールスターに、レッドソックスからは誰も先発しない」と伝えると、「ヨシダにチャンスがあると思った自分が馬鹿だった」「ヨシダやデバースが選ばれないのはムカつく」「ヨシダがトップ5に入っていないなんて悲しい」などと悲嘆に暮れるコメントが溢れた。また、「ファン投票をやめろ」「不正に仕組まれている」などと“過激”な発言も見られた。

 それだけ、吉田への地元ファンの期待値が高いという証拠でもあるだろう。ファン投票落選をバネに、さらなる活躍に期待したい。

(Full-Count編集部)

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