阪神だらけの球宴に…11人中10人の異常事態 全9部門で1位独占、ファン投票の結果発表

阪神・近本光司、村上頌樹、佐藤輝明(左から)【写真:小林靖】
阪神・近本光司、村上頌樹、佐藤輝明(左から)【写真:小林靖】

セの最多得票は阪神の近本光司、パはソフトバンクの柳田悠岐だった

 日本野球機構(NPB)は28日、「マイナビオールスターゲーム2023」ファン投票の最終結果発表を行った。セ・リーグでは、阪神の選手が9部門すべてでトップ選出となり、11人中10人を占めている異常事態だ。

 阪神勢は両リーグトップの76万9587票を集めた近本光司をはじめ、セ・リーグの全9部門で1位を独占した。3人が選出される外野手部門では、近本に次ぐ2位に秋山翔吾(広島)がひとりだけ食い込んだ。

 同部門3位のシェルドン・ノイジーを含むその他の10枠は阪神勢が独占。ノイジーは打率.231、4本塁打、OPS.585ながら、打率.270、8本塁打、OPS.749の佐野恵太(DeNA)を10万票以上も上回っている。

 パ・リーグでは、DH部門の柳田悠岐(ソフトバンク)が72万5834票でトップ選出。先発投手部門では佐々木朗希(ロッテ)が、山本由伸(オリックス)との激戦を制し、2年連続での選出となっている。

【表】「マイナビオールスターゲーム2023」のファン投票の最終結果

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