貧打の原因か、中日は野手勢“壊滅” 大物右腕は右肩上がり…セ・リーグ助っ人の明暗

中日のアリスティデス・アキーノ(左)とDeNAのトレバー・バウアー【写真:荒川祐史】
中日のアリスティデス・アキーノ(左)とDeNAのトレバー・バウアー【写真:荒川祐史】

DeNAバウアーは4連勝中、広島ターリーが抜群の安定感

 今年のプロ野球も、もうすぐ折り返し。各球団さまざまな状況で後半戦に突入する。外国人選手も明暗が鮮明になってきた。ここではセ・リーグ助っ人の現況を検証する。

 今季途中にDeNAに加入したサイ・ヤング賞右腕、トレバー・バウアー投手が徐々に本領を発揮している。デビュー戦に勝利した後に連敗するも、6月3日の西武戦から4連勝。被本塁打11はリーグワーストタイだが、直近の登板では初めて一発を許さなかった。かつての本塁打王、ネフタリ・ソト内野手は状態が上がらず、タイラー・オースティン外野手は故障続きだ。

 広島の左腕、ニック・ターリー投手はリーグ3位の16ホールドをマークし、3勝0敗、防御率1.32。抜群の安定感を誇る。野手勢では昨年17発のライアン・マクブルーム内野手が不振で今月11日に抹消となった。

 ヤクルトではホセ・オスナ内野手がリーグ3位タイの12本塁打、ドミンゴ・サンタナ外野手は規定打席に達している助っ人で最高の打率.288をマークしている。サイスニード投手は規定投球回をクリア、5勝をあげている。

状態上がらぬ阪神勢、中日はマルティネスが盤石も野手勢が低調

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