大谷翔平から2三振は「仕返し」 前回登板で特大2発…敵右腕はドヤ顔炸裂

Wソックスのランス・リン(左)とエンゼルス・大谷翔平【写真:ロイター】
Wソックスのランス・リン(左)とエンゼルス・大谷翔平【写真:ロイター】

5月に大谷に140m特大弾を浴びたリン「貸しがあった」

■Wソックス 9ー7 エンゼルス(日本時間30日・アナハイム)

 苦しんだが、“トラウタニ斬り”が勝利を呼び込んだ。ホワイトソックスのランス・リン投手は29日(日本時間30日)、敵地エンゼルス戦で今季5勝目を挙げた。前回登板では大谷に2被弾を許していた右腕。2三振1四球に抑え「仕返しだよ」とニヤリと笑った。

 この日、リンは1点リードを貰った初回にモニアックに先頭打者弾を浴び、2回にも2被弾で3点を失った。なおも、1死一、二塁のピンチを招いたが、トラウト、大谷を連続三振。味方が3回までに7点を奪うと、5失点しながらも6回まで投げ切った。

 5月31日(同6月1日)の本拠地エンゼルス戦では、大谷にやられた。3回に中越え2ランを浴び、続く4回にも右翼席へ飛距離459フィート(約139.9メートル)の特大2ラン。4回8失点でノックアウトされていた。試合前の時点で対戦成績は打率.476、3本塁打と打ちこまれていた。

「前回の対戦で彼は僕から2本のHRを打ったから、彼には貸しがあった」とリベンジに燃えていたリン。ピンチを凌いだ三振に「おかげでその先は集中できた」と試合後は笑顔だった。

(川村虎大 / Kodai Kawamura)

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