大谷翔平が欲しいのは「金額じゃない」 迫るFA問題…トラウトの焦りと使命感

エンゼルスのマイク・トラウト(左)と大谷翔平【写真:ロイター】
エンゼルスのマイク・トラウト(左)と大谷翔平【写真:ロイター】

大谷翔平の“残留”の鍵にトラウト「勝利」

 今オフにFAとなるエンゼルス・大谷翔平投手を“同僚”はどう感じているのか。マイク・トラウト外野手が30日(日本時間7月1日)、ポットキャスト番組「Foul Territory」にリモート出演した。「大谷の残留に向けて、セールストークは?」と質問されると「勝たなきゃ。彼に残ってもらうにはね」と解答した。

 前回に地区優勝を果たした2014年から8年連続でプレーオフ進出を逃しているエンゼルス。今年こそはプレーオフ進出を果たすべく、目の色を変えて臨んでいる。トラウトは「彼を(チームに)残すのに一番いいのはプレーオフに進出すること。チームは最近勝ってるし、メンバーもいい。彼は楽しんでる。面白いことになると思う」と、大谷の残留を願い“必勝宣言”した。

 さらに「当然、僕は彼が残るよう最善を尽くす」と力を込め「みんな(報道などで)巨大な額をいくつも出してきているが、(彼が重視するのは)金額じゃないと思う。僕らが勝てさえすれば……」とチームの勝利こそが“残留の道”だと強調した。

 お金ではなく、勝利――。トラウトは「彼はプレー以外のところで大金を稼いでるからさ。いやあ、出てきてる額は常軌を逸脱してるよ。彼は究極のところ、勝ちたいし、ただ楽しみたいのだと思う。彼はプレーオフ争いがしたい。それができたら、僕らにとって一番のセールストークだよ」と勝利に飢える“仲間”を鼓舞した。

 トラウトは自身ができることに「プレーオフ争いをして、彼の契約最後の今年に楽しんでもらって、あとは来年どうなるか見守るだけだ」と白星を追い求めた。大谷が勝利を追い求める姿は「彼を見ていればわかる。日々たったひとつのことだけを考えて球場に来る。準備がさ……。打撃面の準備をするだけでも大変なのに、彼は投打両方でそれをやっている。僕の見立てでは投打の両方で最高の選手だ」と絶賛した。

 3月に開催されたワールド・ベースボール・クラシック(WBC)では、決勝の舞台で対戦。9回2死から大谷と対戦して空振り三振を喫し、最後の打者となった。トラウトは「彼とWBCで対戦した後、多くの投手と対戦したが、あんな球は見たことがない。これまでに一度も見たことがないに近い」と脱帽。FA移籍が注目される大谷だが「彼はすべてが野球。頭の中は野球のことだけだ。かなり見事だよ」と“外野の声”を遠ざけた。

(Full-Count編集部)

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY