堪え切れぬ愛息の涙に「めちゃ泣いた」 偉大な父の“最後の一球”が「いい演出すぎ」

引退セレモニーに登板した元日本ハム・金子千尋氏【画像:パーソル パ・リーグTV】
引退セレモニーに登板した元日本ハム・金子千尋氏【画像:パーソル パ・リーグTV】

愛する家族に野球人生最後の1球を投じた

■オリックス 3ー1 日本ハム(1日・エスコンフィールド)

 18年間への感謝を込めた“サプライズ演出”に感涙するファンが続出した。プロ通算130勝をあげた日本ハム・金子千尋特命コーチが引退セレモニーで投じた“最後の1球”が注目を集めている。登板を見守ったファンからは「めちゃ泣いた」「息子さんの涙で涙腺いった」「最後の粋な計い考えた人天才すぎる」と、まさかの演出を称賛する声が集まった。

 1日、エスコンフィールドでの日本ハム-オリックス戦前、昨季限りで現役引退し、両軍でプレーした金子コーチの引退セレモニーが行われた。スピーチ後に行われた始球式では、捕手に日本ハム・伏見、打者にオリックス・平野佳がコールされるも、急きょ捕手を長男が務め、打席には次男が立った。長女からボールを受け取った金子コーチは、長女の“プレーボール”の声がかかるなか、最愛の家族に向けて「最後の1球」を投じた。

「パーソル パ・リーグTV」が公式YouTubeで引退セレモニーの様子を公開すると「金子さんの勇姿を絶対忘れません」「いい演出すぎ」「七色の変化球の持ち主でそしてしなやかなフォームを忘れることはありません」といった声が集まり、引退した右腕の姿を惜しんだ。

【実際の映像】“最後の一球”に愛息も涙… 偉大な父の引退式に「めちゃ泣いた」

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