巨人・石川慎吾とロッテ・小沼健太のトレード発表 今季出場なし石川「活躍できなかった」

交換トレードが成立した石川慎吾(左)と小沼健太【写真:荒川祐史、福谷佑介】
交換トレードが成立した石川慎吾(左)と小沼健太【写真:荒川祐史、福谷佑介】

12年目の今季1軍出場なしも2軍では打率.358、4本塁打、26打点

 巨人・石川慎吾外野手とロッテ・小沼健太投手のトレードが成立し、3日に両球団から発表された。小沼の背番号は「92」となる。

 石川は2011年ドラフト3位で東大阪大柏原高から日本ハムに入団。2016年オフにトレードで巨人に移籍し、これで3球団目となる。通算365試合の出場で打率.225、14本塁打、62打点。12年目の今季は1軍出場がないが、イースタン・リーグでは47試合の出場で打率.358、4本塁打、26打点の成績を残している。

 2020年育成ドラフト2位でBC・茨城から入団した小沼は、昨季1軍デビュー。3年目の今季は4試合に登板して防御率9.00にとどまっているが、新天地で再起を図る。

 両球団が発表したコメントは以下の通り。

○石川
「ジャイアンツの7年間は本当に濃い時間でした。ご期待にそえる活躍ができなかった僕に対してファンの皆さんはいつも温かい声援を送ってくださり、感謝の気持ちでいっぱいです。チームメートと離れるのは寂しいですが、それは今日までにして、明日からはチャンスをいただいた千葉ロッテマリーンズの期待に応えられるように精一杯頑張ります。7年間本当にありがとうございました」

○小沼
「地元千葉のチームに入団をして、マリーンズのユニホームに袖を通してファンの皆様の応援を受けながら、ZOZOマリンスタジアムで投げることが出来て本当に幸せでした。自分が思い描いていたような結果を残すことが出来ず悔しいですが、新しいチームではストライクゾーンでどんどん勝負する自分の特徴を生かしたピッチングを行って1軍定着できるように頑張りたいと思います。千葉ロッテマリーンズファンの皆様、熱い応援、本当にありがとうございました」

(Full-Count編集部)

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