エ軍守護神、落選にお手上げ「クレイジー」 “成功率100%”なのに…指揮官も嘆き節

エンゼルスのカルロス・エステベス【写真:ロイター】
エンゼルスのカルロス・エステベス【写真:ロイター】

今季セーブ成功率100%…エ軍エステベスは球宴に選出されなかった

 エンゼルスの守護神、カルロス・エステベス投手が11日(日本時間12日)に開催されるオールスターに選出されなかったことに、失望を隠せないでいる。MLB公式に思いを吐露し、「他に何をする必要があるのかわからない」などと述べている。

 ロッキーズから今季エンゼルスに加入した30歳右腕はここまで35登板で2勝1敗、21セーブ、防御率1.85。セーブ数はリーグ4位で、特筆すべきはセーブシチュエーションでの登板では一度も失敗がないこと。セーブ成功率100%を誇りながら、オールスターに選出されなかった。

 記事は、こうした事実に触れた上でコメントを紹介。右腕は「クレイジーだよ。でも、これが現実だから仕方ない。他に何をする必要があるのかわからない。(選出に値すると)うまく説明できる理由が僕にはあると思うんだ」と胸中を明かす。さらに「僕らはプレーオフを目指している。大事なのは僕が球宴に出ることではない。もちろん、僕はがっかりしているけど仕方ないよ」と語っている。

 エンゼルスのフィル・ネビン監督もエステベスの胸中を思いやった。「つらいものだ。選出に値するために何が必要なのか、私には分からない」と納得いかない様子だ。

 記事はまた、投手は故障などで頻繁にメンバーが変更されることにも言及。ネビン監督も「追加で参加することになり得る」と述べている。

(Full-Count編集部)

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