退場のエ軍監督、怒り収まらず「ストライクだった」 疑惑判定の前に“ブチギレの予兆”

講義するエンゼルスのフィル・ネビン監督(右)【写真:ロイター】
講義するエンゼルスのフィル・ネビン監督(右)【写真:ロイター】

連続した疑惑判定に異議「試合の重要な場面だった」

■パドレス 5ー3 エンゼルス(日本時間6日・サンディエゴ)

 エンゼルスのフィル・ネビン監督は5日(日本時間6日)、敵地でのパドレス戦で今季4度目の退場処分を受けた。7回守備中、球審の判定に猛抗議。試合後の取材では「試合の重要な場面だった」と抗議した事情を説明した。

 同点の7回1死一、二塁。3番手のジェイコブ・ウェブ投手が、フルカウントから投じた8球目だった。マチャドへの内角低めフォーシームがボール判定されるとネビン監督が球審に詰め寄り激昂。抗議するも判定は覆らず、今季4度目、通算8度目となる退場処分を受けた。

 指揮官は、猛抗議を見せたことについて問われると理由を説明。「カウント3-2からのマチャドへの球はストライクだった。そしてその打席内での前の球も(ボール判定された)ストライクがあった」と疑惑の判定が続いた球審に疑問を投げかけた。仮にマチャドへの8球目がストライクであれば打者は三振、続くボガーツも内野ゴロだっただけに「(ストライク判定だったら)イニングが終了していた」と嘆いた。

 パドレス3連戦については「我々はとにかくもっといいプレーをしないといけない」と3連敗の結果に苦言を呈するも、先発したサンドバルには「すごくいい仕事をしてくれた。特に5回の投球は素晴らしかった」と、5回2失点の好投を見せた左腕を労った。

(Full-Count編集部)

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