170キロ右腕の“ふんわり大暴投” 常勝軍団が崩壊…衝撃敗戦に唖然「現実と思えない」

カージナルス戦でサヨナラ勝利を収めたマーリンズ【写真:ロイター】
カージナルス戦でサヨナラ勝利を収めたマーリンズ【写真:ロイター】

シーソーゲームに決着をつけたのは投手の悪送球

■マーリンズ 10ー9 カージナルス(日本時間6日・マイアミ)

 激しい点の取り合いとなった試合に終止符をうったのは、誰も予想していなかった投手のプレーだった。5日(日本時間6日)、ローンデポ・パークで行われたマーリンズとカージナルスの試合。敗戦を招いたカージナルスのジョーダン・ヒックス投手の大暴投に「なんじゃそりゃ」「このチームは踏んだり蹴ったり」「現実とは思えない」と落胆するファンが相次いだ。

 カージナルス1点リードで迎えた9回。この回から登板のヒックスが1死一、二塁のピンチを招くも、続くジョーイ・ウェンドル内野手を投ゴロに。打球が高く弾んだため、併殺を諦めたヒックスはステップを踏んで一塁へと送球。確実にアウトを取りにいったが、送球は一塁手の遥か上を通過する大暴投になってしまう。カバーした二塁手が打球処理する間に、走者2人が一気に生還。マーリンズに痛恨のサヨナラ負けを喫した。

 勝利目前で目を覆いたくなるようなミス。この場面を米メディア「トーキン・ベースボール」が映像で公開すると、ファンは失望を隠せなかった。「169キロ投げれてもそれはいかんよ」「これはひどい」「ほんまあかんな」「えぇ……」「なんでストライクは入るのにこうなってしまうのか」と嘆きのコメントが寄せられた。最速170キロに迫る球を操るメジャー屈指の剛腕にとってもカージナルスにとっても、最悪な幕切れになってしまった。

【実際の動画】“ふんわり”送球で勝利スルリ… まさかの大暴投が「現実とは思えない」

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