トラウトから大谷翔平へ「勢いを続けて」 “特等席”で見届けた歴史的躍動に改めて賛辞

左手首骨折のトラウト「最短ルートだった。すぐ手術ができてよかった」
■ドジャース ー エンゼルス(日本時間8日・ロサンゼルス)
左有鈎骨骨折で手術を受けたエンゼルスのマイク・トラウト外野手が7日(日本時間8日)、敵地で行われるドジャース戦前に取材に応じ「復帰への最短ルートだと思った。手術が終わって、気分がいい」などと現状を語った。
トラウトは3日(同4日)のパドレス戦の8回の打席でファウルを打った後に左手首の違和感を訴え、その後の精密検査で骨折が判明していた。この日は患部をガチガチに固めた状態で「フィールドに戻るには、これが最短ルートだった。すぐ手術ができてよかった」。復帰については「タイムラインはよくわからない」とし、9月かと聞かれると「そう祈っている」とと話すにとどめた。
自身は無念の離脱となったが、大谷の活躍について「全員がショー・タイムに注目している。先月は、今までに見たことのないような活躍だった。感心しているし、その勢いを続けて欲しい」と願い、「先月の活躍を特等席で見られたことは、特別なことだった」と頬を緩めた。

しかし6月の大爆発から一転、大谷は今季初の3試合連続無安打で、チームも3連敗中。トラウトは「今後数週間で、(チームの)立ち位置がわかるだろう。私は復帰できるように最善を尽くすけど、チームにはいい選手が揃っている」と信頼を寄せた。
(小谷真弥 / Masaya Kotani)
