大学侍J、米国に敗れ1勝1敗のタイに ドラ1候補が1死で降板…9回追い上げも8失点響く

日米大学野球第2戦に敗れた侍ジャパン【写真:川村虎大】
日米大学野球第2戦に敗れた侍ジャパン【写真:川村虎大】

4回2死満塁で草加がグリーンJr.に満塁弾被弾…12安打浴び大敗

 第44回日米大学野球選手権が8日(日本時間9日)、米ノースカロライナ州で第2戦が行われ、大学日本代表「侍ジャパン」は5-8で米国代表に敗れた。先発の草加勝投手(亜大)が満塁弾を浴びるなど、4回5失点で降板。米国打線に12安打8得点と打ち込まれた。

 侍ジャパンにとっては、勝てば優勝へ王手がかかる一戦。悪天候で試合は当初の予定より2時間遅れ、午後8時(同午前9時)に始まった。3回までは互いに1安打と投手戦が続いたが、4回に草加が捕まり、1死から3番コンドンの左越えソロで先制点を献上した。さらに連打を浴び一、二塁。投ゴロ、三塁への内野安打で2死満塁とすると、グリーンJr.にフルカウントから右翼席に満塁弾を浴びた。

 5回には今秋のドラフト1位候補ともいわれる細野晴希投手(東洋大)が登板したが、左前打と四球で早速無死一、二塁のピンチ。コンドンを空振り三振に仕留めるも、カグリオーンに中前適時打を浴びた。カルペッパーに死球を与え、1死満塁としわずか1死しか奪えず降板となった。

 打線も米投手陣に苦戦。最終9回に追い上げを見せたが、及ばなかった。これで1勝1敗となり、振り出しに戻った。

(川村虎大 / Kodai Kawamura)

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