大谷翔平が豪快32号 5試合ぶり弾は29歳初アーチ、サイクル王手の56HRペース

エンゼルス・大谷翔平【写真:ロイター】
エンゼルス・大谷翔平【写真:ロイター】

敵地・ドジャース戦に「1番・指名打者」で先発出場

■ドジャース ー エンゼルス(日本時間9日・ロサンゼルス)

 エンゼルスの大谷翔平投手は8日(日本時間9日)、敵地で行われたドジャースとの前半戦最終戦に「1番・指名打者」で先発出場し、7回の第4打席で5試合ぶりとなる32号本塁打を放った。5日が誕生日で、これが29歳初アーチとなった。

 前半戦最終戦で豪快アーチをかけた。7点を追う7回2死一塁、右腕グローブの低めスライダーを捉えた。5試合ぶりの一発でシーズン56発ペースに。2021年に記録した前半戦の自己最多33本塁打にあと1本に迫った。敵地を騒然とさせた。

 初回先頭で中前打を放って2試合連続安打。3回1死では快足を生かして右中間三塁打とした。三塁打は今季6本目で両リーグトップに立った。マルチ安打は9試合ぶり今季26度目、1試合3安打も9試合ぶりで今季11度目だ。二塁打が出れば自身2度目のサイクル安打達成となる。

 試合は4番・アデルが左脇腹の違和感で初回攻撃終了後に負傷交代。先発のデトマーズは4回途中7失点でKOとなった。前半戦最終戦。チームとしていいところを見せたい。

【実際の映像】低めのスライダーをすくい上げた 大谷翔平、29歳初アーチとなる32号に敵地も熱狂

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