藤浪晋太郎が「抑えを引き継ぐかも」 6戦連続0封…劇的進化で米メディアが推薦

アスレチックス・藤浪晋太郎【写真:ロイター】
アスレチックス・藤浪晋太郎【写真:ロイター】

日本時代は通算189試合の登板でセーブはない

 アスレチックスの藤浪晋太郎投手は9日(日本時間10日)、本拠地で行われたレッドソックス戦に救援登板して、2/3回を無安打無失点だった。これで自身最長を更新する6試合連続無失点で前半戦を終了。最近の好調ぶりに、米スポーツ専門メディア「ジ・アスレチック」は「抑え候補」に挙げた。

 メジャー初登板で3回途中8失点を喫するなど、険しいスタートとなった藤浪の1年目。しかし6月は月間防御率3.97、7月は4試合で0.00と良化している。チームは現在トレバー・メイが守護神の座を務めるが、同メディアは藤浪を「セーブ機会を得るかもしれない投手」に位置付けた。

 その理由として「サンプルは少ないが、7月に入ってから(最初の2試合で)2回を無失点に抑え、2勝を記録する間に打者6人に対して5三振を奪った」「価値あるリリーフになりつつあるかもしれない。1日(同2日)、4日(同5日)の2登板では、25球中、興味をそそられる9回の空振りを奪った。そのうち64%はストライクで、速球は102マイル(約164.2キロ)を計測した」と評価した。

「アスレチックスがメイをトレードしたら、フジナミは遅くても8月に主要クローザーの役割を引き継ぐかもしれない」と同メディア。日本時代は通算189試合登板でセーブはないが、メジャーの舞台で試合を締める日は来るのだろうか。

(Full-Count編集部)

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