球宴でも大騒ぎ…大谷翔平の去就　米メディアも速報ラッシュ「彼は負けに飽き飽き」

球宴前日に取材に応じた大谷…各国の報道陣が殺到

　エンゼルスの大谷翔平投手が10日（日本時間11日）、11日（同12日）に行われるオールスター戦を前に報道陣の取材に応じ、約30分間、様々な質問に答えた。中でも去就問題については、米メディアも大注目。会見後には去就に関する記事がすぐさま掲載された。

　プレーオフへの思いを問われた大谷は「年々強くはなっていますね、それは負ければ悔しいし、行けなかったら悔しいというのはその通りなので。優勝したことがない以上は優勝したいと思うのが自然かなとは思います」と回答。米メディア「CBSスポーツ」は、エンゼルスのプレーオフ進出確率は3.3％というデータを挙げつつ、「FAとなるスーパースターのオオタニは勝者のためにプレーしたいと心底思っている」との見出しで報じた。米スポーツ専門メディア「ジ・アスレチック」のアンディ・マカロー記者も「彼は負けることに飽き飽きしている」と言及した。

　その他にも去就に関する質問が飛んだが、希望球団などの明言は避けた大谷。MLB公式のアンソニ・カストロビンス記者は「予想通り、オオタニは月曜日に彼の将来に関する多くの質問に答えた。まさに予想通りだったが、彼はそれらに対して有意義な答えをしたのは、実質ゼロだった」と“手応えなし”を強調。史上最高額の契約は間違いないとされる大谷の動きには、今後も大きな注目が集まりそうだ。

（Full-Count編集部）