スター選手が一様に示す畏敬の念 大谷翔平は「とてつもない」「理解できない」

オールスター戦に出場したエンゼルス・大谷翔平【写真:ロイター】
オールスター戦に出場したエンゼルス・大谷翔平【写真:ロイター】

大谷翔平は投打どちらが優れているか…球宴出場15選手が回答

 エンゼルスの大谷翔平投手は11日(日本時間12日)のオールスター戦に「2番・指名打者」で出場し、1打数無安打1四球だった。メジャーを席巻する二刀流への注目度は抜群。米放送局「FOXスポーツ」はオールスター出場の15選手にアンケートを実施し、大谷は投打どちらがすぐれているかを聞いているが、いずれにせよ絶賛称賛のコメントがずらりと並んだ。

 アンケートの結果、4人が選択せず、9人が打者、2人が投手だった。選択しなかった選手では、ナショナルズのジョサイア・グレイ投手が「どうやって(二刀流を)やるんだ? と思った。でも毎年進化して、今では最初の5億ドル(約698億円)選手になる。見なければいけない選手だ」と答え、レンジャーズのジョナ・ハイム捕手は「マウンドでも、打席でも彼と対決したくない」と述べ、ブレーブスのマット・オルソン内野手は「打者としての活躍はとてつもないと思う」と称賛している。

 また、フィリーズのニック・カステヤノス外野手は「毎日打者で出場し先発も務めることは、体が持たないと何人かのベテラン投手が言っていたことを覚えている」と指摘。「でも彼を称えないといけない。彼はその人たちが間違っていると証明した」と続けた。

“打者派”の1人であるブレーブスのスペンサー・ストライダー投手は「打者として成し遂げていることは理解できない。どこにでも打てる。コンパクトなスイングでパワーがある。とても感心させられる」と絶賛。レッズのアレクシス・ディアス投手も「とにかく打ちまくっている。威圧感がある」と絶賛した。

“投手派”ではブルージェイズのジョーダン・ロマノ投手が「対戦したくないから投手を選ぶ」と切実な回答。ツインズのソニー・グレイ投手も「防御率3点台前半で、たくさんの三振を奪える! 彼はヤバい男」と答えている。どの回答も絶賛ばかり。オールスターに出場した選手の中でも突出した存在であることが分かる。

(Full-Count編集部)

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