大谷+ジャッジで1300億円級“出費”も…ヤ軍に計り知れぬ見返り「収益が5倍に」

エンゼルス・大谷翔平(左)とヤンキースのアーロン・ジャッジ【写真:ロイター】
エンゼルス・大谷翔平(左)とヤンキースのアーロン・ジャッジ【写真:ロイター】

米番組で議論「ニューヨークだけでなくどこに行っても必見のチームに」

 エンゼルスの大谷翔平投手が今夏トレードで放出されるとなれば、獲得する球団は“莫大な対価”が必要となる。ただ、加入による見返りが計り知れないのも、また事実。ニューヨークのスポーツラジオ局「WFAN」の番組「TIKI & TIERNY」では、超有望株の22歳を放出することになっても納得だとした上で、「オオタニの登板日は毎回立ち見が出る。収益が5倍になる」と力説した。

 番組では、NFL・ジャイアンツで名ランニングバックとして鳴らしたティキ・バーバー氏と地元出身のブランドン・ティアニー氏が大谷の話題を展開。獲得のためには金銭だけでなく、2019年のドラフトで1巡目指名(全体30位)された遊撃手のアンソニー・ボルピーを手放したとしても必要な存在だと強調した。

 今季メジャーデビューを果たしたボルピーはここまで91試合に出場して13本塁打、33打点と片鱗を見せているが、バーバー氏は「ボルピーの後ろには“保険”がある」と指摘。23歳のオズワルド・ぺラザの名前を挙げ「彼のバットは(ボルピほど)大きな音は出さないかもしれないが、守備面では引けを取らない」と“代案”を提示した。

 一方で、いくら名門球団とはいえ気になるのは金銭面。ジャッジと9年総額3億6000万ドル(約496億円)の超大型契約を結んでおり、大谷にはそれ以上の契約が見込まれることを踏まえ、ティアニー氏は総額10億ドル(約1378億円)近くを2人に払うことは現実的ではないと反論。しかしバーバー氏は、スタインブレナー球団オーナーの胸中を推しはかるように「彼はビジネスを重視している。(大谷とジャッジの2人がいれば)毎日完売だ」と出費以上の利益がもたらされると見通した。

(Full-Count編集部)

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