大谷翔平を“もう褒められない” 超レジェンド3人も苦笑「左で投げても驚かない」

エンゼルス・大谷翔平【写真:ロイター】
エンゼルス・大谷翔平【写真:ロイター】

ヤンキース一筋デレク・ジーター氏が大谷を“ジョーク”で表現

 前半戦で両リーグトップの32本塁打を放ち、投手としても7勝を挙げるなど歴史的な活躍を見せているエンゼルス・大谷翔平投手。その類まれなる能力は、様々な「言葉」となり賛辞として送られているが、11日(日本時間12日)に開催されたMLBオールスターゲームの中継に登場したレジェンドたちも、ユニークな表現で大谷の万能ぶりを称賛した。

 米放送局「FOXスポーツ」の番組「MLB on FOX」の中継に登場したのは、通算696本塁打のアレックス・ロドリゲス、同541本塁打のデビッド・オルティス、通算3465安打のデレク・ジーターの3氏。いずれもヤンキース、レッドソックスという名門の主力を担ったレジェンドたちだ。

 まずロドリゲス氏が「この男は本当に、信じられないほどすごい」と大谷について言及。「打撃面ではまさに(アーロン・)ジャッジのような、投手としては(ジャスティン・)バーランダーのような年を送っている」と表現し、大谷を“2人の超スーパースターが1人の人間になったようなもの”と絶賛。そして、「デビッドとも昨日話していたが、我々はもう彼を形容する言葉に尽きてきているよね?」と語った。

 これに対し、「本当に言葉が尽きている」と同意したジーター氏。「先発投手なら心身の回復に充てられる時間が4日間あるが、彼は(登板)翌日に打者として出場している。本当に何でもできる」とその万能ぶりを語り、さらに、こう続けた。

「先日私はジョークを言ったんだ。彼が今日、左投げで投げていても、誰も驚かないんじゃないか? ってね。私は驚かないよ」

 ヤンキースのレジェンドが口にした「左で投げても驚かない」。ジョークとはいえ、これほど大谷の能力の高さを表すのに適した言葉もないかもしれない。後半戦の活躍で、さらにどんな大谷への“称賛の言葉”が生まれるのか、楽しみが尽きない。

(Full-Count編集部)

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