エ軍が大量8選手の入れ替え レンドン&アデル戦線離脱、3A本塁打王ら昇格

エンゼルスのアンソニー・レンドン(左)とジョー・アデル【写真:ロイター】
エンゼルスのアンソニー・レンドン(左)とジョー・アデル【写真:ロイター】

年俸53億円レンドンは今季3度目のIL入り、元鷹ムーア&新人ネト復帰

 大谷翔平投手が所属するエンゼルスは14日(日本時間15日)、大量8選手の入れ替えを行ったと発表した。アンソニー・レンドン内野手を左すねの打撲、ジョー・アデル外野手を左脇腹痛で10日間の負傷者リスト(IL)に入れ、元ソフトバンクのマット・ムーア投手とザック・ネト内野手を負傷者リストからメジャー復帰させた。

 また、マイケル・ステファニック内野手、トレイ・キャベッジ内野手を傘下3Aソルトレークから昇格させた。デビッド・フレッチャー内野手をメジャー出場前提の40人枠から外し、サム・バックマン投手を右肩の炎症で15日間のILへ入れた。11日(同12日)に遡って適用される。

 チーム最高年俸3800万ドル(約53億円)のレンドンは今季3度目のIL入りとなる。4日(同5日)の敵地・パドレス戦の4回に左膝付近に自打球が直撃。途中交代となり、その後は欠場していた。今季は開幕戦で敵地ファンとのトラブルで5試合出場停止。5月には左足付け根の故障で離脱し、6月中旬には左手首への死球を受けて2度目のIL入りとなっていた。今季は43試合出場、打率.236、2本塁打、22打点。アデルは8日(同9日)の敵地・ドジャース戦の初回の第1打席後に左脇腹の違和感で途中交代していた。

 2020年にソフトバンクに所属していたムーアは今年2月に1年755万ドル(約10億5000万円)でエンゼルス入り。セットアッパーとして22試合登板、3勝1敗、防御率1.44と結果を出していたが、5月下旬に右脇腹を痛めて15日間のILに入っていた。2022年ドラフト1巡目(全体13位)のネトは4月15日(同16日)にメジャーデビュー。6月15日(同16日)に左脇腹痛のためILに入っていた。今季成績は55試合出場して打率.259、6本塁打、22打点。

 26歳のキャベッジは3Aで81試合出場して打率.287、23本塁打、64打点。本塁打はアデルに並んでリーグトップタイだ。ステファニックは3Aで67試合出場して打率.349、2本塁打、40打点。フレッチャーは今季19試合出場で打率.213、1本塁打、8打点と結果を出せていなかった。

(Full-Count編集部)

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