フレッチャー降格に苦渋「簡単な判断ではない」 後半初戦からエ軍大胆8人入れ替え

エンゼルスのフィル・ネビン監督【写真:小谷真弥】
エンゼルスのフィル・ネビン監督【写真:小谷真弥】

レンドン&アデルが戦線離脱、ネトらがメジャー復帰

■エンゼルス ー アストロズ(日本時間15日・アナハイム)

 エンゼルスのフィル・ネビン監督が14日(日本時間15日)、シーズン後半初戦となる本拠地でのアストロズ戦前に会見し、早速大量8人を入れ替えたことに言及。プレーオフ進出へ厳しい戦いが予想される中「現状ベストフィットはこのメンバーだ」と語った。

 アンソニー・レンドン内野手を左すねの打撲、ジョー・アデル外野手を左脇腹痛で10日間の負傷者リスト(IL)に入れ、元ソフトバンクのマット・ムーア投手とザック・ネト内野手がILからメジャー復帰。指揮官は「ネトが毎試合ショートをプレーするし、(ネトに)休養日を与えることは考えていない。ドルーリーも復帰間近だ」と見通した。

 マイケル・ステファニック内野手、トレイ・キャベッジ内野手を傘下3Aソルトレークから昇格させた一方で、弾き出される形でデビッド・フレッチャー内野手をメジャー出場前提の40人枠から外し、サム・バックマン投手を右肩の炎症で15日間のILへ。フレッチャーについてネビン監督は「ベンチには、(フレッチャーより)守備力の高いイカ(ベラスケスの愛称)を置いときたい。フレッチ(フレッチャー)は今までたくさん貢献してきたから、簡単な判断ではなかった。いつかチームに復帰することを予想している」と苦渋の決断であることを滲ませた。

(Full-Count編集部)

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