エ軍を蘇らせた大谷翔平が「反撃の口火切った」 OBらも絶賛したスーパースターの役者ぶり

33号を放ったエンゼルス・大谷翔平【写真:ロイター】
33号を放ったエンゼルス・大谷翔平【写真:ロイター】

地元放送局が大谷らエンゼルスの選手たちを称賛「クレイジーな試合」

■エンゼルス 13ー12 アストロズ(日本時間16日・アナハイム)

 エンゼルスは15日(日本時間16日)、本拠地アストロズ戦で延長戦の末劇的サヨナラ勝ちを収め、連敗を6でストップさせた。「2番・指名打者」で先発出場した大谷翔平投手は、3点差と劣勢の9回の打席で33号ソロ。敗戦ムードを一気に払拭した強烈な一撃に、地元放送局も「オオタニが反撃の口火を切った」と激賞した。

 エンゼルスの地元放送局「バリースポーツ・ウエスト」の試合後の番組で、「この試合ではヒーローがたくさん生まれましたね」と、7回に2ランを放ったザック・ネト、3ランを放ったマイク・ムスタカスの両内野手らの名を挙げた司会者のパトリック・オニール氏は、さらに大谷についても言及。

「9回に3点ビハインドから、オオタニがリーグトップの33号。反撃の口火を切りました」と、諦めずに勝利を呼び込んだ背番号「17」の一打を称賛。通算299発を誇り、エンゼルスOBとして同局のアナリストを務めるティム・サーモン氏も「クレイジーな試合でした」と興奮冷めやらぬ様子で語った。

 そして、両者が共に話題に挙げたのが、大谷が1発を放った際の強烈な“音”だ。「この打球音を楽しまないといけませんね」とオニール氏が言えば、サーモン氏も「ビッグホームラン。彼の打球はいつも音がデカいです」と同意。ドラマチックな勝利と共に、大谷のバットの“残響”も、2人の心に刻まれたようだった。

(Full-Count編集部)

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