元同僚が獲得に自信…大谷翔平の“口説き方” 野球小僧うってつけ「勝ち続ける球団」

エンゼルス・大谷翔平【写真:ロイター】
エンゼルス・大谷翔平【写真:ロイター】

2021年に同じユニホームを着たアレックス・カッブが大谷について激白

 背番号「17」が“リアル二刀流”を実現できているのは、「野球」と「勝利」に全てを捧げているからこそ……。かつてエンゼルス・大谷翔平投手とともに戦った経験のある元同僚が、改めてそのストイックぶりを語るとともに、チームが今オフにFAとなる大谷との契約に結びつけるための重要要素についても語っている。

 その元同僚とは、2021年にエンゼルスで大谷と共闘し、現在はジャイアンツでプレーするアレックス・カッブ投手。ジャイアンツの地元メディア「NBCスポーツ・ベイエリア」によると、14日(日本時間15日)に地元ラジオ番組に出演したカッブは、「生活のすべてを『野球』と『勝つこと』に捧げ、それを最優先しているという点で、彼の右に出る者はいない。日々の1秒1秒を最高の選手になることに捧げている」と、かつて同じユニホームを着た大谷の“野球小僧”ぶりを絶賛した。

 さらに、そうした大谷の資質が、今オフにジャイアンツがFA契約を勝ち取るためのポイントになるとも語った。「ずっと勝ち続ける力があることを証明できるチームが、獲得できる一番のチャンスがある」とカッブ。ジャイアンツは2010年、2012年、2014年にワールドシリーズを制しており、直近では2021年にもプレーオフに進出。「オーナー陣が、優勝の仕方をわかっているという点で唯一無二の存在だ」と、近年のチーム実績が大谷を“口説き落とす”ためのアドバンテージになると力説した。

 本拠地オラクル・パークの美しさと、傘下に才能のある選手が多くいる点もジャイアンツの“売り”になるとカッブは語っている。果たして、背番号「17」を魅了する材料となるか。ジャイアンツは現在、ナ・リーグ西地区3位につけている。

(Full-Count編集部)

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