ヤ軍での大失速が「理解できない」 17億円減俸後に復活…“人類最速左腕”に称賛の嵐

ガーディアンズ戦に登板したレンジャーズのアロルディス・チャップマン【写真:ロイター】
ガーディアンズ戦に登板したレンジャーズのアロルディス・チャップマン【写真:ロイター】

レンジャーズ移籍後も好投を続けるチャップマン

■レンジャーズ 2−0 ガーディアンズ(日本時間16日・アーリントン)

 レンジャーズに移籍したアロルディス・チャップマン投手が好投を続けている。15日(日本時間16日)のガーディアンズ戦では移籍後初セーブを挙げた。最後の打者に対しては102.5マイル(約165キロ)のボールで空振り三振。「彼は復活した!」「異次元すぎ」とファンも大興奮だ。

 メジャー史上最速105.8マイル(約170.3キロ)を誇る35歳は、昨オフにヤンキースからFAとなり、今季加入したロイヤルズでは31試合に登板して防御率2.45。トレード移籍後はここまで5試合に登板して5イニングを無四死球無失点、7奪三振と剛腕が唸る。

 ヤンキースでの最後の3年間は防御率が3点台を超え、昨年は43試合で防御率、WHIPともに自己最悪の4.46、1.43。年俸はヤンキース時代の1600万ドル(約22億2000万円)から375万ドル(約5億2000万円)に激減したものの、新天地で復活した姿を見せている。ピッチングニンジャとして知られる投球分析家ロブ・フリードマン氏のツイッターで102.5マイルの直球が紹介されると、ファンからは「まだエリートな球を投げる」「圧倒的な抑え投手を手に入れた」「なんてお買い得」「ヤンキース時代の終盤に全然ダメだったのが理解できない」とコメントが寄せられた。

【実際の動画】35歳でも衰えない剛腕…165キロを計測したチャップマンの剛速球

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