“内野手史上最速”の送球が「尋常じゃない」 一塁手は恐怖…怪物21歳の爆肩に米騒然

レッズのエリー・デラクルーズ【写真:ロイター】
レッズのエリー・デラクルーズ【写真:ロイター】

レッズのデラクルーズが一塁へ驚愕の送球

■ブルワーズ 4ー3 レッズ(日本時間17日・シンシナティ)

 レッズの新星が、内野手として計測史上最速の補殺送球を記録した。エリー・デラクルーズ内野手が16日(日本時間17日)の本拠地・ブルワーズ戦で、三塁から一塁へ投じたボールは、97.9マイル(約157.6キロ)を叩き出した。「マジかよ!!」「この男は天才」とファンも驚愕している。

 3回にウィーマーが放った打球を後ろに下がりながら捕球すると、ステップを踏んで矢のような送球を一塁手のミットに突き刺した。MLB公式のサラ・ラングス記者によると、スタットキャストが導入された2015年以降、内野手としては最速の補殺送球だった。

 これまで1位だったのは、2022年にクルーズ(パイレーツ)が記録した97.8マイル(約157.4キロ)で、デラクルーズは0.1マイル上回った。今季デビューを果たした21歳は、わずか15試合目でサイクル安打を達成。打球速度も速く、驚異的な身体能力で、8日(同9日)には1打席の間に3盗塁を成功させた。

 MLB公式ツイッターも「彼にできないことってあるの?」と驚きとともに動画を公開。「97マイルとかファーストも怖いよな。速すぎる」「本物のスーパースター」「ワォ! 尋常じゃない」「一塁手、キャッチャーミットにしたほうがいいぞ!」「俺が一塁手なら逃げる」などとコメントが寄せられた。

【実際の動画】「一塁手はキャッチャーミットに」“内野手史上最速”の送球

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