大谷翔平と227億円左腕が“お悩み相談” 割れた爪に「何をしたのか」…珍交流の中身

エンゼルス・大谷翔平(左)とヤンキースのカルロス・ロドン【写真:ロイター】
エンゼルス・大谷翔平(左)とヤンキースのカルロス・ロドン【写真:ロイター】

ヤンキースの通算56勝左腕・ロドン「アクリルを爪に塗ったか、何をしたのか聞いた」

■エンゼルス 5ー1 ヤンキース(日本時間19日・アナハイム)

 エンゼルスの大谷翔平投手は18日(日本時間19日)、ヤンキースのカルロス・ロドン投手と談笑した。「2番・指名打者」で先発出場した本拠地・ヤンキース戦前、同じ投手として割れた爪の対処法について話し合った。

 左翼付近でのキャッチボール中だった。大谷はロドンから「ハロー。調子はどう?」と話しかけられた。話の内容は投手・大谷を苦しめている右手中指の爪のことだった。通算56勝左腕は「投手であれば、(爪は)全員が付き合わなければいけないことだ。アクリルを爪に塗ったか、何をしたのか聞いただけだ。僕も彼と同じように爪が割れることがあってね。どう対応しているか興味があった。(割れた爪に対して)それぞれの対処法があるからね」と明かした。

 大谷は右手中指の割れた爪の影響で自身2連敗を喫している。次回登板予定は21日(同22日)の本拠地・パイレーツ戦となっているが、ロドンはどのように割れた爪に対処してきたのか。「時間をかけることだ。先発を回避するようなことではないけど、次回登板までには(いい)状態を保ちたい。どう表現していいか分からないけど、(問題は)時間が足らないことだ(笑)」。やはり“特効薬”はなく、自然治癒を待つのみということか。

 ロドンは19日(同20日)のエンゼルス戦で先発マウンドに上がる。大谷にはホワイトソックス時代の2018年9月7日(同8日)に中越え19号3ランを許している。「覚えているし、忘れもしないよ。あまり左打者にホームランを許さないからね」と振り返った。「2018年から成長したね。デビューした時でさえいい打者だったけど、予想を大きく上回る活躍ぶり。マウンドでも信じられない活躍をしている。昨日は猛打賞で特大弾も打った。今の球界最高の打者だ。(少なくても)トップ3か5に入る。それだけエキサイティングな選手だ」。お互いの悩みを共有。左腕は直接対決を心待ちにしていた。

【実際の様子】227億円左腕と“お悩み相談” 笑顔で交流する大谷翔平

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