大谷翔平、史上初「60&10」へ前進 激レア“2冠”浮上…両立するパワーとスピード

エンゼルス・大谷翔平【写真:ロイター】
エンゼルス・大谷翔平【写真:ロイター】

1900年以降、本塁打王+三塁打王はメイズ、マントル、ライスの3人だけ

■エンゼルス 5ー1 ヤンキース(日本時間19日・アナハイム)

 エンゼルスの大谷翔平投手が、また約半世紀ぶりの記録をこじ開けようとしている。18日(日本時間19日)に本拠地で行われたヤンキース戦で、右翼線への適時三塁打を放った。三塁打は今季7本目でリーグ単独トップに立ち、独走する本塁打との2冠に浮上している。

 本塁打王&三塁打王は、1900年以降では、1955年のウィリー・メイズ(51HR&13三塁打)とミッキー・マントル(37HR&11三塁打)、1978年のジム・ライス(46HR&15三塁打)の3人しかいない。もし、大谷がトップの座をキープしたままシーズンを終えれば、45年ぶりの快挙となる。

 また、この3人の中で本塁打数が最も多いのはメイズの51発だ。大谷が60本塁打と10三塁打の大台に乗せることができれば、「60HR&10三塁打」は史上初の快挙となる。50年にひとりのパワーとスピードを兼ね備えなければ到達できない領域に、投打二刀流をこなしながら踏み込もうとしている。

(Full-Count編集部)

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