乱闘目前の“寸劇”が米でも話題「なんだこれ」 まさかの和解に「日本の球宴は楽しい」

オリックス・杉本裕太郎(左)と広島・九里亜蓮【写真:荒川祐史】
オリックス・杉本裕太郎(左)と広島・九里亜蓮【写真:荒川祐史】

九里の初球が背中付近へ、杉本がマウンドにダッシュで駆け寄るも…

■パ・リーグ 6ー1 セ・リーグ(20日・マツダスタジアム)

 広島の九里亜蓮投手とオリックスの杉本裕太郎外野手が繰り広げた“寸劇”が海を越えて話題となっている。怒りの表情でマウンドに突撃した“ヒヤリ”シーンを、米メディア「ジョムボーイ・メディア」が「今世紀最大のどんでん返し」として紹介。米国のファンからも「なんだこれ」「日本のオールスターは本当に楽しい」との声が上がった。

 20日にマツダスタジアムで行われた「マイナビオールスターゲーム2023」第2戦。セ・リーグ先発の九里が先頭の杉本に投じた初球は背中付近へ。杉本はマウンドにダッシュ。九里はグラブを外して待ち構え、まさか乱闘か……と思われた。しかし2人は強くハグを交わして笑顔。球場も爆笑に包まれた。

 日本でもツイッターで「九里とラオウ」がトレンド入りするほどだったが、米国でも大反響。「即座に興奮が冷めたようだ」「最高だよ!」「いいスポーツマンシップだ」「MLBだったらバムガーナーとマンシーのコンビがこれをやりそう」などのコメントが寄せられた。

(Full-Count編集部)

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