菊池雄星、8勝目お預けも「手応えあった」 前回登板から修正成功「原因分かっていた」

マリナーズ戦に先発したブルージェイズ・菊池雄星【写真:Getty Images】
マリナーズ戦に先発したブルージェイズ・菊池雄星【写真:Getty Images】

メジャー最多8勝目の権利を持って降板も…救援陣が崩れてお預けに

■マリナーズ 3ー2 Bジェイズ(日本時間22日・シアトル)

 ブルージェイズの菊池雄星投手は21日(日本時間22日)、敵地で行われたマリナーズ戦に先発し、5回1/3を投げ5安打無失点8奪三振と好投した。メジャー自己最多となる8勝目の権利を持って降板も、救援が追いつかれてお預け。「特にストレートが良かったと思いますね」と振り返った。

 かつての本拠地で初回、先頭のクロフォードに四球を許すも最後はスアレスを併殺に打ち取るなど上々の立ち上がり。2回には先頭に安打を許したが、アウト3つは全て三振で奪った。「いつも考えていることは、連打をさせない。次を(アウトに)取れば最少失点でいける。先頭打者も今日は多く出ましたけど、次の打者をきちんとすることが今日はよかったですね」とうなずいた。

 6月25日(同26日)のアスレチックス戦で7勝目を挙げて以来、これで4試合白星はない。それでも「5年目ですから。色んなフォームとの葛藤というか悩みもあった期間も長かった。苦しいというか悩んでいた時期の引き出しが、今凄く有効に使えているかなと思います。前の2、3試合は制球とか球の勢いも少しなかったんですけど、原因は分かっていたので今日はいけるだろうなというのは試合前から手応えはありました」と頼もしかった。

【実際の映像】キレッキレのストレートに打者もお手上げ 菊池雄星の快投に投球専門家も注目

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