山本由伸に「複数チーム関心」、今永昇太は「最高の投球」 今オフ移籍も…米で高まる注目度

オリックス・山本由伸(左)とDeNA・今永昇太【写真:荒川祐史】
オリックス・山本由伸(左)とDeNA・今永昇太【写真:荒川祐史】

「注目のNPB選手」7月版で1位は山本由伸、2位は今永昇太

 米移籍情報サイト「MLBトレード・ルーマーズ」が「注目のNPB選手」の7月版を更新。2023年オフにMLB入りが可能になりそうな選手の中から、ともに3月のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で侍ジャパンの世界一に貢献したオリックスの山本由伸投手が1位、DeNAの今永昇太投手が2位に選ばれた。

 13試合に登板して9勝3敗、防御率1.74、103奪三振と今季も躍動する山本について「24歳右腕は6月を通じて、そしてオールスターブレイクまで素晴らしい状態を維持した」と紹介。6月23日のソフトバンク戦こそ6回4失点を喫したが、それを除けば最近3先発で全て8回を投げ切りいずれも1失点だった。

「最近4先発の与四球はわずか1、被打率は.201。オールスター投票選外は驚きで物議を醸したが、最終的に“プラスワン”として5年連続で選出された。MLB複数チームのヤマモトへの関心が高まっており、報道によればMLB8チームのスカウトがオールスターを観戦した」と高い興味を示した。

 今永については「29歳左腕は最高のピッチングをしており、最近の4先発32イニングで3失点のみ」と絶賛。7月7日の巨人戦で見せた15奪三振を「珠玉のピッチング」と称し、「6月は防御率1.41で7月はここまで防御率0.60。今季の防御率は2.07にまで改善し、セ・リーグ4位。2度目のオールスターにも選出された。被本塁打が多い以外はトラブルを回避できている。オフに米国を拠点にしている代理店のオクタゴンと契約したこともあり、彼がMLB入りする可能性はかなり高い」と分析した。

(Full-Count編集部)

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