大谷翔平から狂ったリズム…敵将が感じた“威圧感” 悔やんだ1打席「意識しすぎた」

パイレーツ戦に出場したエンゼルス・大谷翔平【写真:ロイター】
パイレーツ戦に出場したエンゼルス・大谷翔平【写真:ロイター】

パイレーツのシェルトン監督「ストライクを投げることを意識しすぎた」

■エンゼルス 8ー5 パイレーツ(日本時間22日・アナハイム)

 エンゼルスの大谷翔平投手が醸しだす“威圧感”でリズムを崩してしまったのだろうか……。大谷は、19日(日本時間20日)に本拠地で行われたパイレーツ戦に投打同時出場。投げては7回途中6安打5失点だったが、チームは8-5で打ち勝った。パイレーツのデレク・シェルトン監督は、大谷の第2打席への投球を悔やんだ。

 パイレーツ打線は、投手・大谷から4本塁打。シェルトン監督は「打線がいい仕事をした。(特に)ヘンリー(デービス)は素晴らしかった。世界最高の投手の1人、いや、世界最高の投手から打つことができた」と、賛辞を惜しまなかった。一方で、先発投手を攻略しながらも敗れ、ポイントは4回だったと明かした。

 先発のオビエドは3回まで無失点も、4回先頭の大谷に四球を与えると、あっという間に5失点。「ああ。コースに狙った球が外れてしまった。フルカウントに戻したのに(歩かせてしまった)。最初の3回は素晴らしかったけど、(大谷相手に3ボールになり)ストライクを投げないといけないという思いが出てきてしまった」と、指揮官は大谷の威圧感を示唆した。

 さらには「ストライクを投げることを意識しすぎてしまい、(ムスタカスやキャベッジ相手に制球が甘くなり)ホームランを打たれてしまった」と、大谷の打席からリズムが狂ってしまったと分析する。大谷はこの試合、1打数無安打3四球とインパクトのある結果は残していないが、想像以上に試合の流れに影響を与えていたようだ。

(Full-Count編集部)

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