吉田正尚、打率.319で首位打者浮上 9度目3安打で勝利貢献…7月は打率4割超と絶好調

メッツ戦で3安打を記録したレッドソックス・吉田正尚【写真:Getty Images】
メッツ戦で3安打を記録したレッドソックス・吉田正尚【写真:Getty Images】

CY賞3度のシャーザーから2安打

■Rソックス 8ー6 メッツ(日本時間23日・ボストン)

 レッドソックスの吉田正尚外野手が22日(日本時間23日)、本拠地で行われたメッツとのダブルヘッダー第2試合に「2番・左翼」でスタメン出場し、今季9度目となる3安打を記録した。4打数3安打1打点の活躍で大勝に貢献。打率は.319となり、レイズのヤンディ・ディアス内野手を抜いてア・リーグ首位打者に浮上した。

 快音が止まらない。この日2試合目は初回無死の第1打席で左安打、3回1死で迎えた第2打席で投手強襲安打を記録。サイ・ヤング賞3度の経歴を誇るマックス・シャーザー投手からヒットを積み重ね、今季38度目のマルチ安打をマークした。7回1死二塁の第4打席は左前適時打を放ち、今季9度目の3安打を記録した。1日2試合も苦にしなかった。

 レイズのディアスはこの日3打数無安打で打率を.316に下げ、吉田が上回った。開幕直後は打率.167まで落ち込むなど、メジャー移籍1年目に苦しんでいたが、試合を重ねる度に状態を向上させ、7月に入るとここまで打率.407と猛烈なペースアップ。積み重ねたデータ分析と研ぎ澄ませた勝負勘で、打率をリーグトップにまで引き上げた。

(Full-Count編集部)

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