ヌートバーに誠也が強烈イジり「日本で外歩けないよ」 来日計画「お母さんと日本語で」

カージナルスのラーズ・ヌートバー(左)とカブス・鈴木誠也【写真:ロイター】
カージナルスのラーズ・ヌートバー(左)とカブス・鈴木誠也【写真:ロイター】

シカゴで鈴木誠也と会食、日本で自身のCMが流れることは「すごくクールなことだよ」

 野球日本代表「侍ジャパン」に日系選手として初招集され、3大会ぶりの世界一に貢献したカージナルスのラーズ・ヌートバー外野手。左脇腹痛のため侍ジャパンでは共闘できなかったカブスの鈴木誠也外野手とシカゴ遠征中に夕食を共にし、日本での人気者ぶりから強烈なイジリを受けたことを明らかにした。

 23日(日本時間24日)の敵地・カブス戦で右かかとの痛みで途中交代となったヌートバー。24日(同25日)の敵地・ダイヤモンドバックス戦直前のロッカールームでは「怪我は大丈夫。今日は先発するよ」と元気そうな様子を見せていた。

 22日(同23日)のカブス戦では初回の第1打席で初球先頭打者ホームランを放つなど大暴れだったが、シカゴでは楽しい再会の夜があったという。

「日本で僕のCMが流れているのはすごくクールなことだよ。シカゴでセイヤと晩ご飯に行ったんだけど。日本でのことや、色々なことを話したんだ。『おまえ、日本で外歩けないよ』と冗談で言われちゃったんだけどね」

 WBCでの大活躍で一躍日本のお茶の間の人気者になったヌートバー。メガネメーカー「Zoff」のキャラクターとしてCMに登場するスーパースターぶりを、鈴木にいじられたという。

 鈴木は侍ジャパンの中軸に期待されながら、故障でWBC辞退となったが、ヌートバーとの絆は固いという。

「誠也とも仲がいいんだよ。大会開幕前から彼とは色々話をしていたし。彼が怪我で欠場が決まった後も、何人かのチームメートに連絡して『ラーズをよろしく頼む』と言ってくれたんだ。彼にはすごく恩を感じているんだ。代表チームにいない間もサポートしてくれたんだよ」

 今オフには来日する計画もあるという。「侍ジャパンの仲間とはできるだけ連絡を取ろうとしているんだよ。日本語はなかなかうまくならないんだ。日本にいた頃には聞き取れた部分もあったと思うんだけど、日本語に日常的に触れていないと難しいね。僕のオフで絶対にやりたいことは、日本語の聞き取り。携帯の学習アプリを活用して、お母さんと日本語で何とか話すようにしたいよ」と再来日を心待ちにしていた。

(Full-Count編集部)

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