4被弾のダルビッシュ「こんなに悪いことはない」 信頼する変化球も「全く働かなかった」

パイレーツ戦に先発したパドレス・ダルビッシュ有(右)【写真:ロイター】
パイレーツ戦に先発したパドレス・ダルビッシュ有(右)【写真:ロイター】

5回途中8安打7失点で降板「もう1回一晩考えて」

■パイレーツ 8ー4 パドレス(日本時間25日・サンディエゴ)

 パドレスのダルビッシュ有投手は、24日(日本時間25日)の本拠地・パイレーツ戦に登板し、渡米後ワーストタイとなる4本塁打を浴びるなど7失点で5回途中降板、7敗目を喫した。試合後、「こんなに悪いことはそんなにないです」と、右腕にしては珍しい言葉でゲームを振り返った。

 特に「悪かった」と振り返ったのが変化球。「いつもは絶対にストライクを取れる球があるんですけど、ことごとくボールになって、どうしようもなかった」とダルビッシュ。信頼を置くスライダーやスイーパーもたたきつけたり抜けたりして「全く働かなかった」と語った。

 強振してくるパイレーツ打線を2回までは抑えたものの、3回に2本塁打、4回、5回にも一発を浴びた。マウンド上で「球の出どころが見えやすくなっている」と感じたものの、イニング間の短時間では修正が効かず。4本塁打を含む被安打8、四球も3つ与えて無念の降板となった。

 要因の1つの可能性として挙げたのが、前日の長距離移動。「(タイガース戦のあった)デトロイトでマッサージを受けてから移動してきたけれど、移動後に受けた方が(体が)硬くない状態で投げられたかもしれない」という。とはいえ、「今日(マウンドで)感じたことを、もう1回一晩考えて、また明日、次の対策を練っていきたい」と前を向いていた。

(Full-Count編集部)

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