NHKが意地の「ファインプレーだね」　苦肉の“大谷中継”にSNS歓喜「レアな光景」

ファンは称賛も「NHKが設置してるカメラの映像だけでも悪くない」

■タイガース ー エンゼルス（日本時間26日・デトロイト）

　大谷翔平投手が所属するエンゼルスの試合を襲ったアクシデントに、NHKが意地の中継を見せた。25日（日本時間26日）のタイガース戦。試合開始から現地制作の映像が届かない事態の中、自局で独自に三塁側に設置していたカメラ1台のみで試合の様子を放送。苦肉の策ながら、日本のファンに大谷の姿を届けたことに、SNSでは「NHK設置の大谷カメラが代用で試合全部1台でやってる」「現地のNHKのカメラマンがんばれ！」との声が相次いだ。

　現地報道などによると、中継局の電源が失われた影響で映像が配信されず。日本の放送局にとっても大打撃となったが、BSで放送していたNHKは自前カメラ1台のみで中継を続行。三塁側スタンドのファン目線のような画角で、斬新な映像が続いた。

　カメラにネットが映り込むなど、珍しい事態の連続で、リプレー検証ができないなど試合への影響も。ただ、列島に大谷の姿を朝から届けようとカメラ1台でフル稼働する様子に、ツイッターでは「これ、ファインプレーだね」「すげー」「レアな光景」「NHKが設置してるカメラの映像だけでも悪くない」などとコメントが寄せられていた。

（Full-Count編集部）