西武2軍、8回に一挙7得点で劇的な逆転勝利 怒涛の猛攻で楽天下す…若林が1号満塁弾

西武・若林楽人【写真:小林靖】
西武・若林楽人【写真:小林靖】

8回に一挙7点のビッグイニングで試合をひっくり返した

 西武は29日、イースタン・リーグ公式戦で楽天と対戦し、10-8で乱打戦を制した。8回表の守備を終えて3-8とリードを許すも、裏の攻撃で一挙7点を奪って逆転に成功した。

 初回に連打で無死一、三塁の好機をつくると、高木渉外野手の犠飛で先制に成功。2回には、西川愛也外野手の適時打、体調不良からの復帰戦となった鈴木将平外野手の適時打で2点を追加した。

 しかし投手陣が楽天打線につかまり、5点ビハインドとなった8回、滝澤夏央内野手、児玉亮涼内野手、モンテル外野手の適時打で3点を返すと、2死満塁から若林楽人外野手が値千金の1号満塁弾。打線がつながり一挙7得点で逆転に成功した。

 投手陣では、先発の粟津凱士投手は3回まで1安打投球も、4回に2死二塁の場面で降板。後を受けた伊藤翔投手がこのピンチを無失点で切り抜け、6回まで相手に得点を与えなかった。しかし、7回に井上広輝投手と公文克彦投手が楽天打線につかまり一挙6失点を許すと、8回にも2失点。終盤に課題の残る結果となった。

(「パ・リーグインサイト」杉森早翔)

(記事提供:パ・リーグ インサイト

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