試合後の関心事は大谷翔平の“状態”一色 エ軍PO進出へ「健康でいてもらう必要がある」

ブルージェイズ戦に出場したエンゼルス・大谷翔平【写真:ロイター】
ブルージェイズ戦に出場したエンゼルス・大谷翔平【写真:ロイター】

米「スポーティング・ニュース」が報じる「試合後の関心事は大谷の健康状態」

■ブルージェイズ 4ー1 エンゼルス(日本時間29日・トロント)

 エンゼルスの大谷翔平投手は28日(日本時間29日)の敵地・ブルージェイズ戦に「2番・指名打者」で先発出場も、9回1死満塁の好機で代打を送られ退いた。フィル・ネビン監督によると、両ふくらはぎにけいれんが起きたという。米老舗メディア「スポーティング・ニュース」は「試合後の関心事は大谷の健康状態だった」と伝えた。

 3点追う9回1死満塁。絶好機でこれ以上ない打者、大谷に打席が回ってきたが、ネビン監督は代打を告げた。「スポーティング・ニュース」は「エンゼルスのスターであるショウへイ・オオタニが両脚のけいれんで2試合連続途中交代」の見出しで詳報。「ショウへイ・オオタニは2試合連続で試合を退くことを余儀なくされた」と伝えた。

 結局、代打のステファニックは見逃し三振に倒れるなど後続が倒れ、エンゼルスは敗れた。記事は「試合後の関心事は、MLB史上屈指の偉大なシーズンの真っただ中にあるオオタニの健康状態だった」と解説する。

 39本塁打、長打率.681、OPS1.077はいずれもリーグトップ。投手では156奪三振、奪三振率11.6がリーグ2位だ。エンゼルスにポストシーズン進出の可能性が少しでもあるとしたら「彼には健康でいてもらう必要がある」と記事は強調している。

 エンゼルスは週末、敵地でのブルージェイズとの連戦が続く。29日(同30日)は試合開始が米東部時間午後3時7分(同午前4時7分)だ。回復に充てられる時間は決して長くない。

(Full-Count編集部)

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY