大谷翔平が3打席連発39号&技あり打 2戦連続&今季30度目マルチ、奪三振王を攻略
敵地・ブルージェイズ戦に「2番・指名打者」で先発出場
■ブルージェイズ ー エンゼルス(日本時間29日・トロント)
エンゼルスの大谷翔平投手は28日(日本時間29日)、敵地・ブルージェイズ戦に「2番・指名打者」で先発出場し、初回に2試合連続となる39号ソロを放った。前日からの“3打席連発”は自身初めてだ。6回の左前打で今季30度目のマルチ安打をマークした。
豪快アーチは初回1死だった。右腕ガウスマンの低めフォーシームを完璧に捉えた。打った瞬間に確信する右越え39号ソロ。シーズン60発ペースに乗せた。前日からの3打席連発は自身初で、日本選手ではカブス・鈴木誠也以来2人目の快挙。打球速度は103.5マイル(約166.6キロ)、飛距離:397フィート(約121メートル)だった。
3回1死は空振り三振。1点を追う6回1死で再び快音を飛ばした。外角低めのボール球となるフォークを拾って左前へ。マルチ安打は2試合連続で今季30度目だ。
試合前まで54勝49敗で地区3位。ワイルドカード進出圏内へは3ゲーム差となっている。ポストシーズン争いへ、負けられない戦い。大谷がまたも躍動している。