大谷翔平に被弾で苦笑い…　奪三振王が脱帽「感心させられる」「前例のない活躍」

右腕ガウスマンは大谷に被弾も7回途中1失点の粘投で8勝目

■ブルージェイズ 4ー1 エンゼルス（日本時間29日・トロント）

　エンゼルスの大谷翔平投手は28日（日本時間29日）、敵地で行われたブルージェイズ戦の第1打席に先制の39号ソロを放った。甘く入った速球を完璧に捉えられたケビン・ガウスマン投手は「MVPを獲得するには理由がある。彼は前例のない活躍をして、最高のシーズンを送っている。間違いなく、感心させられる選手だ」と脱帽した。

　初回1死だった。真ん中付近へ入った初球を右翼へと運ばれ、奪三振リーグトップの右腕も思わず苦笑い。前日27日（同28日）から“3打席連発”となる衝撃の一発に「彼はとてもいい選手だ。（本塁打を打たれた）第1打席の初球は、真ん中の打ちごろの球を投げてしまった」と反省した。

　それでも6回0/3を投げ5安打1失点の粘投で8勝目を挙げた。「その後は、球種を織り交ぜて、立ち直ることができた」と納得の表情だった。

（Full-Count編集部）