大谷翔平、快足二塁打で3試合連続安打 二塁へ悠々スライディング、不安払拭なるか
敵地・ブルージェイズ戦に「2番・指名打者」で先発出場
■ブルージェイズ ー エンゼルス(日本時間30日・トロント)
エンゼルスの大谷翔平投手は29日(日本時間30日)、敵地・ブルージェイズ戦に「2番・指名打者」で先発出場し、3回の第2打席で右中間二塁打を放ち、3試合連続安打をマークした。
3回先頭だった。右腕マノアの低めシンカーを中堅方向へ打ち返した。打球速度113.6マイル(約182.8キロ)と速く、一気に右中間へ。二塁ベースへ悠々とスライディングした。1死後、ウォードの右飛で三塁へ進んだが、得点にはならなかった。
初回1死は死球。変化球が左足甲に当たり、苦笑いで一塁へ向かった。3試合連発となる40号に期待がかかる。
前日28日(同29日)の同戦では初回に前日から3打席連続となる右越え39号ソロ。6回の左前打で今季30度目のマルチ安打をマークしたが、9回の好機で代打を送られて途中交代した。交代理由について、ネビン監督は「両ふくらはぎの痙攣(けいれん)」と明らかにした。不安を払拭したいところだ。
試合前まで54勝50敗で地区3位。ワイルドカード進出圏内へは4ゲーム差となっている。ポストシーズン争いへ、負けられない戦いが続いている。