大谷翔平、2打席連続で申告敬遠 今季初の1試合2敬遠…敵地に異例のブーイング

ブルージェイズ戦に「2番・指名打者」で先発出場したエンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】
ブルージェイズ戦に「2番・指名打者」で先発出場したエンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】

2打数1安打、2四球1死球で打率.302、チームは2連敗を喫してWCに5ゲーム差

■ブルージェイズ 6ー1 エンゼルス(日本時間30日・トロント)

 エンゼルスの大谷翔平投手は29日(日本時間30日)、敵地・ブルージェイズ戦に「2番・指名打者」で先発出場し、5回、6回といずれも申告敬遠で歩かされた。敵地は騒然。一部では異例のブーイングが起きた。

 両軍無得点の5回1死二塁。大谷が打席に入ると、ブルージェイズ首脳陣は迷わず申告敬遠を指示した。6回2死一、三塁でも勝負を避けられ、リーグ最多の64四球。敬遠はリーグ2位の10敬遠となった。

 3回先頭では右腕マノアの低めシンカーを中堅方向へ。打球速度113.6マイル(約182.8キロ)と速かったが、二塁ベースへ悠々とスライディングした。1死後、ウォードの右飛で三塁へ進んだが、得点にはならなかった。

 前日28日(同29日)の同戦では初回に前日から3打席連続となる右越え39号ソロ。6回の左前打で今季30度目のマルチ安打をマークしたが、9回の好機で代打を送られて途中交代した。交代理由について、ネビン監督は「両ふくらはぎの痙攣(けいれん)」と明らかにしていた。

 試合は1-6で敗れ、大谷は2打数1安打、2四球1死球で打率.302。チームは2連敗を喫し、ワイルドカード進出圏内から5ゲーム差となった。

(Full-Count編集部)

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