楽天、延長10回に8年目村林が殊勲のサヨナラ安打 西武は終盤に怒涛の粘りも及ばず

楽天・村林一輝【写真:荒川祐史】
楽天・村林一輝【写真:荒川祐史】

8回に3点差を追いつかれるも、延長10回に劇的決着

■楽天 5ー4 西武(30日・楽天生命パーク)

 楽天は30日、本拠地・楽天モバイルパークで西武と対戦し、5-4でサヨナラ勝利を収めた。延長10回に、村林一輝内野手が殊勲の一打を放ち、激闘に終止符を打った。

 楽天は、同点で迎えた3回にマイケル・フランコ内野手の適時二塁打などで2点を勝ち越し、4回には浅村栄斗内野手の適時打でリードを3点に広げた。

 7回まで1失点投球を見せていた先発・則本昂大投手は、8回に1死満塁のピンチを背負って降板。2番手・渡辺翔太投手が押し出し四球と適時打を許して同点に追い付かれると、試合はそのまま延長戦に突入。10回に無死一、三塁のチャンスをつくると、村林が左中間を破るタイムリーを放ち、試合を決めた。

 敗れた西武は先発・隅田知一郎投手が4回途中7安打2四死球4失点(自責3)。8回に蛭間拓哉外野手が同点適時打を放ち意地を見せたが、7番手・水上由伸投手が楽天打線に捕まり万事休した。

(「パ・リーグ インサイト」二瓶健吾)

(記事提供:パ・リーグ インサイト

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