18年ぶり「アレ」へ最後の切り札 甲子園熱狂…“覚醒”のドラ1が「えげつない弾道」

阪神・森下翔太【写真:矢口亨】
阪神・森下翔太【写真:矢口亨】

6回に勝ち越しの2ラン

■阪神 4ー2 広島(30日・甲子園)

 阪神のドラフト1位ルーキー・森下翔太外野手が30日、甲子園球場で行われた広島戦で3号2ランを放った。左翼スタンドへ完璧に運んだ一発に、満員のスタンドは熱狂。「めっちゃ綺麗なアーチ」「勢い止まらんようちのドラ1」と盛り上がっている。

 同点に追いつかれた直後の6回の攻撃で、1死一塁から相手先発・大瀬良の内角直球を引っ張った。打球は高々と舞い上がり、浜風に乗ってスタンドへ着弾。一塁ベースを周りながら右手を突き上げた。

 試合を配信する「DAZN」が公式ツイッターに動画を公開すると「マジでアレに向けて3番森下定着が最後のピースになると思う」「最高なドラ1きたわ!」「えげつない弾道」「この男は持ってる」「完璧な角度で持っていった」と、ファンも大興奮だった。チームは4-2で勝利し、首位攻防戦を2勝1分けで終えた。29日は無安打に終わったものの、28日は4安打の活躍。調子を上げてきたルーキーが、18年ぶりのリーグ優勝に必要なピースとなる。

【実際の動画】「えげつない弾道」 阪神ドラ1・森下が甲子園で放った3号2ラン

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