勝負避けられまた歴史が動く 警戒度MAXが生んだ大谷翔平の記録に驚きの声「投手だぞ」

ブルージェイズ戦に「2番・指名打者」で先発出場したエンゼルス・大谷翔平【写真:ロイター】
ブルージェイズ戦に「2番・指名打者」で先発出場したエンゼルス・大谷翔平【写真:ロイター】

大谷翔平が2戦連続の“マルチ申告敬遠”を記録

■エンゼルス 3ー2 ブルージェイズ(日本時間31日・トロント)

 エンゼルスの大谷翔平投手は30日(日本時間31日)、敵地でのブルージェイズ戦に「2番・指名打者」で先発出場し、4、9回の好機は申告敬遠で勝負を避けられるなど、3打数1安打2四球だった。29日(同30日)の同カードでも“マルチ申告敬遠”されており、米データ会社「コーディファイ・ベースボール」は2014年以降で「(大谷は)連続した試合で複数敬遠となった最初のメジャーリーガーだ」としている。

 強打者の勲章を、また大谷がゲットした。2014年以降、初の2試合連続“マルチ申告敬遠”を受けた。ただ、好機で空いていた一塁に“歩かされた”大谷だが、ファンは「彼は投手だぞ……」「申告敬遠を禁止にせよ。試合の重要な場面で、最高レベルの選手の活躍を見ることさえできない」「すごいことだけど嬉しくないというか、普通に打ってるところが見たいわ」など、白熱の“議論”を呼んだ。

 また、同データ会社によれば「2戦連続で記録した敬遠数が4よりも多いMLB史の唯一の選手」として、過去にロジャー・マリス外野手、アンドレ・ドーソン外野手、チリ・デービス外野手、バリー・ボンズ外野手の4選手を紹介。MLBの歴史に残る偉大な打者たちと比べても遜色ない存在感ということだろう。

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