大谷翔平へ敬遠指示「私だってブチ切れる」 ブーイング理解も…敵将の複雑な思い

ブレーブス戦に「2番・指名打者」で先発出場したエンゼルス・大谷翔平【写真:ロイター】
ブレーブス戦に「2番・指名打者」で先発出場したエンゼルス・大谷翔平【写真:ロイター】

スニッカー監督「この男の打席は見たいと思う。敬遠なら私だってブチ切れる」

■エンゼルス 4ー1 ブレーブス(日本時間1日・アトランタ)

 エンゼルスの大谷翔平投手は7月31日(日本時間8月1日)、敵地・ブレーブス戦に「2番・指名打者」で先発出場し、2回に3試合連続の申告敬遠で勝負を避けられた。敵地はブーイングが響いた。試合後、ブライアン・スニッカー監督は地元メディアの取材に対し、ファンの目線で述懐。「この男の打席は見たいと思う。(敬遠なら)私だってブチ切れる」と報道陣の笑いを誘った。

 大谷への敬遠を指示したのは、1点ビハインドの2回2死三塁だった。先発モートンは初回だけで3四死球と制球が安定しなかった。「彼が打てば、誰かが傷つく。本当にいい選手だ」と監督としての思いを語った。

 3戦5敬遠。前カードのブルージェイズにしてもブレーブスにしても、ポストシーズン進出がかかってくるチームにとっては仕方ないところか。スニッカー監督は「(敬遠は)試合の一部だから、また起きるかもしれない」と、話した。

(Full-Count編集部)

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