大谷翔平、エンゼルス残留が正式決定 トレード期限が終了、エ軍はPO進出へ積極補強

エンゼルス・大谷翔平【写真:ロイター】
エンゼルス・大谷翔平【写真:ロイター】

エンゼルスはトレード市場で買い手に、通算59勝ジオリトや右の大砲コンビら補強

 メジャーリーグは1日(日本時間2日)、今季のトレード期限を迎え、去就が注目されていたエンゼルス・大谷翔平投手は残留することが決まった。

 今オフにFAとなる大谷をトレード放出するか注目されていたが、ペリー・ミナシアンGMは27日(同28日)に「ウィ・ラブ・ショウヘイ・オオタニ。アイ・ラブ・ショウヘイ・オオタニ。放出したい選手ではない。特別な選手で、唯一無二のシーズンを送っている」と残留を明言していた。

 エンゼルスもトレード市場で買い手となるか、売り手となるか注目されていた。26日(同27日)には通算59勝右腕ルーカス・ジオリト、中継ぎ右腕レイナルド・ロペスをホワイトソックスからトレード獲得。30日(同31日)にはCJ・クロン内野手、ランダル・グリチック外野手をロッキーズから獲得した。

 今季55勝51敗で地区3位。ここ10試合で7勝3敗と巻き返し、地区首位のレンジャーズとは5ゲーム差。ワイルドカード進出圏内へは3ゲーム差となっている。大谷は「エンゼルスで最後までプレーするつもりで今までやってきましたし、ただ周りの声も含めて気持ちもスッキリ臨めたので、これからプレーオフを目指して頑張りたいなと思います」と意気込みを語る。チームは2014年以来9年ぶりのポストシーズンを目指す。

(Full-Count編集部)

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY